2012.9.25 クトロヴァッツ コンサート町田公演の感想            小宮春菜さん(吉田つとむの元研修生・第28期)
<クトロヴァッツのコンサートを聴いて>

 2012年9月25日に、町田市民ホールで『ウィーン・ピアノデュオ クトロヴァッツ コンサート町田』が、吉田勉議員主催で行われました。ドイツ出身の、クトロヴァッツ兄弟の演奏で、その素晴らしさは各国でお墨付きです。
今回は、そんな演奏を身近な町田市民ホールで聴く機会に恵まれた私が、当日感じたこと、考えたことをつづります。

 まずはじめに、何よりも大切なことは、私はまったく「素晴らしい芸術に対する感性」というものが欠如している、という点を明らかにすることです。素晴らしいオーケストラの演奏を聴いても、あまり私はピンときません。背筋をピンとさせて、なんだか見た目は音楽通なんです風を装ってみても、実際頭の中は昨日のごはんは美味しかったなあ、なんて考えている有様なのが、私です。

 だから私には、いかに当日の、世界的にも有名で、本来なかなか聴くことができない貴重な演奏が素晴らしかったか、なんて能書きを垂れたところで、決して誰かの心を打つようなものはかけません。言葉がみつからないのではなく、そもそも心がみつからないのです。

 もちろん、演奏は、素晴らしい、本当に素晴らしい演奏だったと思います。素晴らしく二人の紡ぐメロディーは心地のいいものだったのは間違いないと思います。

 ですが、私には、一流の演奏とは何か良くわかりません。

 だから、演奏については何も言えないから、今回はこんな私が、この演奏中に考えたことを、少し、書かせて下さい。演奏を耳にしながら、私が考えたこと。その考え方を私にもたらしてくれたこと、そこに、私にとってのこの演奏の全ての意味があった。そう思っています。


 出会いと別れについて、考えていました。愛とは何かについて考えました。重いですね。

 なぜ、人は出会うのか、なぜ生きているのか。苦しいことばかりの人生から、人は何を得ようとしているのか。こんな、哲学的なことを、ぼんやりと思っていました。

 あとは、兄弟二人は、とっても姿勢がいいなあ、とか、お辞儀の仕方も兄弟でだいぶ違うけど、こっちの人のほうがかっこいいぞ、とか、いったい兄弟のどっちがお兄さんかなあ、とか。そんなこともぼんやりと考えていました。


 あとは、自分を大切にしよう、と。前向きに生きていこう、と。未来のために生きていこう、と。なんだか、演奏が終わると、なんだか、自分の中でもやもやとしていたものに、一筋の光がさしていたような、そんな心境になりました。

 このような考えをくれた演奏に、いい、悪いを私はつけません。ですが、少なくとも、こういう考えを、奏での中に見出させてくれたのは、今回の演奏でした。

 演奏がメインであるけれど、私にとっては、吉田議員が心血注いで進めてこられていた、今回の演奏会が、無事大成功の中で幕が下ろされたことがとっても嬉しいし、今回吉田議員や奥様のしずかさん、そして5人の初めて会う、私の後のインターン生のみなさんとお会いできたことがとっても嬉しいことでした。

 吉田議員、今回は、本当にお疲れ様でした。そして、何のお手伝いも出来なかった私を、当日打ち上げにまで参加させて下さり、私の社会人のスタートのために、いろいろと配慮までしてくださいました。心から感謝しています。

 失ってから、気づくことは多いというけれど、インターンが終わって、吉田議員と出会えたことの幸運に改めて気づくことが多いです。本当に、インターンをやってよかった、と心から思います。

 だから今回の演奏も、きっと私の芸術センス向上に、いつか忘れたころに生きてきてくれることを願いまして、この文章の締めくくりとしたいと思います。

 ありがとうございました。


 
 記:小宮春菜さんは、2011年の夏を中心に参加した私の第28期インターン生です。基本的には過去のインターン生であることで、私に対して敬語を使った部分がありますが、それを変更するのも文意が通りにくくなうようで、元の文のままにしました。小宮さんはなにも手伝いをしなかったと書いていますが、当日の最後の会計をお願いしました。何より、その日は普通に入場券を購入し、一般学生の「お客」として会場に入りました。

 なお、小宮春菜さんは、吉田つとむのインターンシップの募集要項を一緒に作った(2011年)の学生です。動画のトップページにも登場してくれています。
                          クトロヴァッツ コンサート町田実行委員会 代表 吉田つとむ 

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