さて、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞と言うものがあり、今回第6回目の表彰があり、私がインターン生を同行して、そのショールームを見学したことがある会社=(株)SHINDOが、その「審査委員会特別賞」を受賞していることを関係者から知らせていただきました。

 内容を少し、紹介します。私が知る、(株)SHINDOはファッション衣料分野のリボンを多品種製造販売する会社で、世界のファッション界をリードする拠点にショールームを置いて、企業だけでなくデザイナーや学生向けにもサービスを行っている会社です。第34期インターン生の渡辺梨菜さんが、2014年6月に同行し、ショールームとその展示品の案内を受けました。その訪問時には、会社の理念や業績については伺っていませんでした。

 

 

 以下、文面は私も参加するNPO法人 ユニバーサルファッション協会 森秀男さんの文を一部で参考とさせていただきました。
  「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞

 同賞は、主催が「人を大切にする経営学会」、後援は、経済産業省、厚生労働省、中小企業庁、商工会議所などです。今回はその6回目の受賞となっています。

 この賞の応募資格は、過去5年以上にわたって、以下の5つの条件に全て該当していることが、条件とされています。

人員整理を目的とした解雇や退職勧奨をしていないこと(東日本大震災等の自然災害の場合を除く)
外注企業・協力企業等、仕入先企業へのコストダウンを強制していないこと
障がい者雇用率は法定雇用率以上であること(常勤雇用50人以下の企業で障がい者を雇用していない場合は、障がい者就労施設等からの物品やサービス購入等、雇用に準ずる取り組みがあること)
黒字経営(経常利益)であること(一過性の赤字を除く)
重大な労働災害がないこと(東日本大震災等の自然災害の場合を除く)

 企業の利潤が上がって、株価が高ければ良い企業だという風潮も聞きますが、立派な企業はもっと働く人に心を配り、社会性の高い目標を実現している会社なんですね。

 トップの受賞企業である、経済産業大臣賞 は、「サトーホールディングス株式会社」(東京都目黒区・1部上場)と言い、次のように表示されています。

代表者:代表取締役 松山一雄
主事業:電子プリンターなど各種メカトロ機、ハンドラベラー発明企業 従業員数:1,842名(全体4,719名)
創業・設立:1940年
受賞理由
  1)1940年の創業以来、人を大切にするリストラをしない経営を実践している 
  2)正社員比率87.4%
  3)平均離職率0.9%以下、出戻り社員も歓迎(現社長も出戻り) 
  4)社員一人当たり所定外労働時間5時間から10時間
  5)経常利益は安定的に7〜10%
  6)障がいのある社員の11名は重度障がい者
  7)全員参加の経営「三行提報」(毎日全社員が127字以内の提報を直接社長に、
    その内主な50から100通に赤ペンを入れて返す)
  8)正社員数も売上高も過去5年以上増加傾向
  9)公益財団法人「佐藤陽国際奨学財団」アジアの留学生に毎年2億4千万円)
 10)人材ではなく人財と呼ぶ

 従業員4,719名(2015年3月31日現在)、東証第一部上場企業であり、四半期決算、利害関係者からの要求など、制約が発生しやすい中でも人を大切にする経営を重視している。バブル崩壊、リーマンショックの際も、誰一人リストラせず企業を確実に成長させている。創業者が設立した財団では、アジアの学生に毎年2億4千万円の奨学金の援助を行う他、社会貢献への取り組みにも熱心である。経済的にも社会的にも高い経営活動を実現できているのは、創業者からの精神であるサトーのこころを社員に徹底できているからである。127字以内の三行提報による社員からの提案が毎日、松山社長に上がり、その重要な回答を50提案〜100提案、赤ペンを入れて返すなど、日々の改革・改善による進化が挙げられる。
  と記載されています。見事なものです。

 そのほか、いくつかの賞があって、それぞれに当該の優良企業がリストアップされていますが、先に紹介した、株)SHINDOについての引用を行います。

審査委員会特別賞

企業名:株式会社SHINDO

所在地:福井県あわら市 代表者:代表取締役 新道 忠志
主事業:繊維・産業資材の製造販売 従業員数:193名
創業・設立:1978年
受賞理由
 1)創業以来社員第一主義経営
 2)経営理念「会社のために人がいるのではなく、人のために会社は存続する」、 離職率ゼロ
 3)障がい者雇用率4%
 4)社員一人当たり月間平均所定外労働時間10時間以内
 5)自己資本比率85.4%
 6)中国現地工場も離職率ほぼゼロ
 7)社員の給与は業界平均の1.5倍

 現在3つの事業を展開している、その理由は事業拡大というより、当初の繊維分野のみでは景気の影響を受けた際に雇用を守ることが難しくなると考え、それを回避するために違った分野によって補完(三本の矢のごとく)したいと考えたため。

 また、「会社のために人がいるのではなく、人のために会社は存続する。」という理念を基本とし、従業員一人一人が働きやすい職場作りをしている。
 と記載されています。

 株式会社SHINDOの東京ショールームの責任者の鎌田氏は、NPO法人 ユニバーサルファッション協会のメンバーで、国のファッション分野の規格作りでも活躍される優れた人材です。
 記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合

          2015.一般記事に戻る 一般記事に戻る   HPに戻る