ラグジュアリービジネスのこれからを聞く 2018.12.03

 以下は、「ラグジュアリービジネスのこれからを聞く」と言う表題ですが、 三木 均 氏(リシュモンジャパン株式会社代表取締役社長)の講演を聴いて、メモしたものです。もとより、私がご本人には確認せずに書いたものです。

「リシュモン」は「カルティエ」「ヴァン クリーフ&アーペル」「クロス」「ダンヒル」などのビックブランドを傘下に持つグローバル企業です。年商では14千億円を示し、ラグジュアリービジネス企業のトップクラスの企業です。各社1兆円を超える他のラグジュアリービジネス企業が服飾・皮革などのファッション産業をメインにしている中で、「リシュモン」は宝飾・時計をメインにしていることが特徴となっています。

  社長の三木氏が考える、ラグジュアリーブランドのビジネス企業とは、

歴史(ストーリー)を持つ、

世界流通している、

独自の意匠を持つ、

差別化を具現化している

 と言う説明でした。グループの起源は250年に及び、「カルティエ」は1847年に創業し、今日まで 170 年の伝統を有しています。

  日本企業では世界流通しているラグジュアリーブランドのビジネスと言えるものはなく、「レクサス」がそれに相当するものだと説明でした。自動車が例示に出されるのは意外でしたが、後の説明で納得できました。



 まず、「カルティエ」のマーケットの市場は、世界で日本が9%、中国が40%を占めている。その意味からもアジアは大きなマーケットである。との説明でした。巨大な人口を誇るインドにラグジュアリーブランドが普及するのはまだまだ先のことだろうとのことでした。いずれにしても、アジアが大きなマーケットを形成しているとのことでした。

「カルティエ」のイヴェントは、講演で聞いたものは、VIPイヴェントであり、京都大覚寺においては、桜の満開次期に設定・・・自然に満開にならず、冷凍した桜を取り寄せ、イヴェント中に満開でなる。終了後に返却した。というものでした。完璧主義が登場するものと思いました。  

 また、国立博物館でも記念イヴェントが開催され、世界のVIPが集合して華麗なハイジュエリー受注イベント(下段:参照)も開かれている。

  「カルティエ」のブランド  世界の16の王室で 採用されている 

ハイジュエリービジネス 唯一の宝飾デザイン作品を特定の人々に販売する。 

購入者に資産価値と見なされる 一方で、購入者に投資対象とされる 実際に、数年後には数倍で取引されているケースがある。

マーケット

 必要性と欲望の関係と言える

 Needs& Wants

 需要は必要性にもとづくが、ラグジュアリービジネスは顧客の欲望を自ら生み出していくことで成り立っている。ある意味、無限と言えるものである。他方、「カルティエ」は自然の(天然の)鉱物を使うものであり、おのずと限りがあるものある。また、その宝飾品の製作にあたっては、事前に自然の鉱物を手配しており、現在入手しているものも商品になって世に出るのは少なくとも数年先になる。

 ラグジュアリービジネスの方向性はサプライズサービスからデマンドサービスに転換していくだろう。

 顧客とはオンラインでつながっており、SNSのようなチャットで交流が可能となっている。

 日本では、Eコマーズの割合が極点に低いが、

 また、バーチャル対応の販売が可能となり、1対1の対応が現実化するであろう。ネットを通じたオートクチュールが実現できるでしょう。


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 参加者の質問に答えての説明

新しいリテールの方法

 Eコマーズ

 二次流通(ウオッチビジネスで成り立っている)

      車の業界で成立している事業(新車と中古車の販売が両立する)

     査定の価格が定着し、流通が安心感を持たれている

 これ以外に、レンタル、シェアーのマーケットが形成されるが、これはブランド体験、ラグジュアリーを知ってもらうことになっている。

 Wantsが生まれる。新しいビジネスが生まれる。

 カルチェコンビニについては、

 ミレニアム世代に対して、将来を見つめる視点で考えている。

カルティエコンビニの考え方

ミレニアム世代に将来を見すえた開拓と考える

模造品市場

 世界中で莫大なマーケットが存在している。

 修理で持ち込まれると、自社製品ではない説明し、偽物とわかる。

 偽物を買わないように ⇒正規のルートで購入してもらいたい。 

 記 町田市議会議員 吉田つとむ 保守の会 

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