パナソニックのUD製品開発と普及の話を当事者から聞く 2019.08.26

 私が参加する「特定非営利活動法人 ユニバーサルファッション協会」が運営し、「CARATO71PROJECT WORKSHOP運営委員会」が主催するのが、月一企画の講演です。
 今回は、8月定例会
【vol.28 CARATO71PROJECT -WORKSHOP- 】というものでした。
 大手電気メーカーである、パナソニックのユニバーサルデザインの当事者からお話しをお聞きするものでした。
 タイトルは以下のものでした。
「 パナソニックのユニバーサルデザイン第一人者 中尾洋子さんに聞く― 誰もがいきいきと暮らせる社会を目指す最先端のユニバーサルデザイン 」
 講師の紹介は、以下の通りになっていました。 
◇ スピーカー(敬称略):
中尾 洋子
パナソニック株式会社 全社UD推進担当 主幹
APデザインセンター マネジメント推進部 開発推進課
 2005年からデザインカンパニーUDチームのチームリーダーとして、家電を中心に社内のUD開発、推進を幅広く担当。2012年からはパナソニック全社のUD推進事務局として、UDサイトやUDパンフレット、UD出前授業等のUD情報発信活動にも注力。家電のみならず、BtoBや先行的なロボット開発等も含めて精力的に活動し、パナソニックの幅広い事業領域を通じて、より多くの方に配慮したUDを広げていきたいと考えている。

 パナソニックは、松下電器創業者の松下幸之助の二股ソケットの開発発売以来、人の生活の役立つ製品を造ることをDNAとした来たようにもいました。
 講演の冒頭には、「ななめドラム洗濯乾燥機」が紹介されました。誰もが知る商品で、洗濯機は天井部分から洗濯物を出し入れするものですが、車いす使用者にもそれができるように設計開発されたものであるそうです。高齢者も子どもも年齢に限らず、誰でも容易に使用できるものとなっています。
 TVのユニバーサルデザインの取り組みでは、視覚障がいの人でもTVは情報量が多くて、有用だということで、触感的なスイッチが取り入れられることに重点が置かれたという趣旨でした。色弱、白内障の人をも意識した製品の色、説明書類の見やすさが図られていました。そのために、白内障疑似体験ゴーグルが開発されていました。

 掃除機は当初のタイプより、モーターのアルミ化によって、半減する軽量化が図られているとのことでした。
 
 キッズデザインの話では、パナソニックの製品紹介のパンフレットに、キッズの安全仕様の目的と使途例が多数記されていました。そうした中で、ICクッキングヒーターでは加熱中、光るリングが点灯していることで視認することができるように設定されている説明がありました。

 パナソニックでは、多岐にわたってユニバーサルデザインを意識した製品開発、作りを進めていることがわかりました。   記 町田市議会議員 吉田つとむ 保守の会 

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